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ヘップバーン本です!

やっと暖かくなったと思った矢先、またまた寒い雨の日になりました。
今日も快晴堂では、石油ストーブがチョリョチロと暖かい炎を灯しています。
展示会前の追い込みで、石油ストーブならぬ、こちらも火が付いたお尻を抱えた、つむじ風くん。
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今日は、先日もとめたオードリー本が二冊届きました。早速ペラペラふむふむ。
ありがちなスター本と違い、年代/作品で区切った、雑誌の表紙を中心に編集しているので、ネガからの写真では無い往時の印刷のコッテリと暖かい気分が十二分に伝わってくる、豊かな本です。
少年少女期からのおつきあいの方にとっては、、堪りません!
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これは、実質的なデビュー作の『ローマの休日』お付きの監視から抜け出した、王女さまが庶民の髪結いでショートカットにしちゃった後の表情は良かったです。

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左上のLIFEの表紙もよく見る写真です。これに限らずにLIFEのモノクロ表紙は、その強烈な赤で構成された、緊張感とともに良い物です。
思い返せば、読めもし無いLIFEを買っていた、少年のつむじ風くんを思いだします。
ケネディー、キューバ危機、マーキュリー計画.......丸善の売り場で時々買うと、そのインクの匂い、日本の雑誌と異なる紙の質感、ドキュメントな写真の衝撃、きらびやかな商品の広告......
憧れても行けない海外に対する憧憬.....

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これから、三点は『ティファニーで朝食を』から。
原作者のトルーマン・カポーティーは、主役のイメージをモンローに置いていて、それがヘップバーンに決まったときに、がっかりしたとか........
ヘンリー・マンシーニのペントハウスミュージックの様に甘美で軽やかな、美しい主題歌は、夜窓辺でギターと爪弾きながら歌うヘップバーンのシーンが印象的。
いまは、You Tubeでいつでも見れますね、これを記しながら、つむじ風くん一回見てしまいました。
日本で、ティファニーが有名になるのは、この作品からじゃないかな〜
ティファニーで、レストランは?と聞いた、日本人が居たとか居ないとか......

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コケティシュでキュート、日本人の大好きなオードリー。でも当地アメリカでは、ヘップバーンと言えば、大女優キャサリンの事。と聞いた事が有ります。意外でした。
だいぶ前にこんなTVを見ました。それはアメリカの帯番組で、あるアクターズ・スクールのスタジオで、スクール生を前に辛口の映画評論家が意地悪っぽくグッサリとしかもユーモアたっぷりに、大物の俳優や監督にインタビューするっていう、ゴージャスなヤツを見ていると......
或る監督を、名前を告げずに、経歴を持ち上げたり下げたりで、笑いを誘いながら、ムニャムニャ〜と。
そこで、やにわに”あの、オードリー・ヘップバーンを三回も監督した.....”
ここで、ニヤリと”この幸せ者ぉっ!!” ”さあ、紹介しましょう!ボーイズ&ガールズ!監督のスタンリー・ドーネンッ!!” わーオ!!みんなスタンディングオベーション!
やっぱり、大女優です。

その三作。いずれも佳作揃い。

『パリの恋人』Funny Face
相方は、軽妙洒脱、幾多の追随者を出した、ダンスの神様。フレッド・アスティアー
これは、バーブの12インチジャケット。二台ぶら下げているローライフレックスが気分ですね。
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『シャレード』Charade
サスペンスコメディー、相方のケーリーグランドが渋い!
お洒落な映画、それもそのはず、衣装はジバンシー。彼女とジバンシーのイメージはこの頃からかな〜
サントラはヘンリー・マンシーニ。アニタカー・シンガーズのハスキーなコーラスは奇麗。
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『いつも二人で』Two For The Rord
彼女にしては珍しく、倦怠期の夫婦を描く。学生時代から今の中年まで、時間を行ったり来たりしながらの画面作りは面白かったな〜この映画でコートダジュールが一発で頭に入った高校時代のつむじ風くんでした。
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ここで、現実。今日は野菜炒め。辛い大根おろしと馬路村のおいしいポン酢で頂くと白いご飯が進みます。あ〜美味し!

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虚構は虚構だから良い。でも、その中で酔うのも一興、また酔えるのも芸。幾多の素敵な時間を世界を、いまみてもわくわくする。

二冊求めたので、一冊はもう一人のオードリーに送ろーっと!

ロケットのお尻になっているつむじ風記す。
by kaiseidou-blog | 2010-04-20 22:34 | つむじ風
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