つむじ風くんの、好きな物の一つに”南極観測隊・もの”が有ります。
小学校2~3年生の頃、日本が敗戦の貧しさのなかから、南極の地に観測隊を派遣、可能ならば越冬隊をおいてくる....という、一大イベントを行ったのをライブで経験していて、樺太犬のタロ、ジロの奇跡の生還を含めてすっかりハマってしまい、今に至っているという次第。 1957~58年に掛けて、国際的に地球をチェックしましょうよ!という事になり、IGY=国際地球観測年と銘うって、世界的に観測に取り組む事になり、*紆余曲折が有ったものの、日本もやっとこさ参加出来るようになり、南極に観測隊を派遣する運びになりました。 (*先の大戦に負け、国際社会からつまはじきにされていたからな〜) 朝日新聞が提唱し、日本学術会議がこれに乗り、朝日のキャンペーンにより国民的運動に近くなり(子供達の募金も多かった!)政府もよっこらしょと腰を上げ..... 敗戦に打ちひしがれていた、国民の心にポッと希望の灯が灯ったのね! そしていよいよ、この『宗谷』で遥か彼方の南極へ!日本の担当エリアは『接近不能』を称された、前人未到の地、何がまっているやら..... 左の『船の科学館』発行のブックレットを開けると、あら嬉しい船内の透視図。こういうのを見るとむずむずしてくる、もちろん楽しいからです!ワクワクしてくる! この図は氷塊に阻まれ、昭和基地に接近出来ず結果かわいい犬達をおいて来てしまった、痛ましい教訓に鑑み雪路での輸送ではなく、ヘリに依る空輸に発想を切り替えた、三次隊の時の姿ね。 後ろ甲板にシコルスキーS-55が搭載されている。 ヘリの威力は絶大で、この方法は今日に至るも踏襲しています。 これは、HASEGAWAの1/350スケールの『南極観測船・宗谷』素敵! なんで、こんな事を長々と.....と、おお思いでしょう。 なんと、この南極の物語をTBSの日曜連ドラでやるんです、タイトルはズバリ『南極大陸』 今日16日夜から〜見なくっちゃ!!南極オタクのつむじ風くんワクワク!! http://www.tbs.co.jp/nankyokutairiku/ 番組のサイトです。 未知の大陸での厳しい越冬に挑む男達、不調の雪上車に代わり大活躍する犬そりの物語なのですが、この言っちゃ〜悪いが、小さなおんぼろロートル砕氷船『宗谷』の壮絶な物語でもあるのです!! 書き出したら、長くなるので、今日はここ迄..... 追伸:こんな時代でした、宗谷が出発した昭和32年は..... ちなみに右の方は大村崑さんです。 HASEGAWAのプラモをぜひ手に入れなくっちゃ!!ン十年ぶりのプラモに心躍らすつむじ風くん記す。
by kaiseidou-blog
| 2011-10-16 11:44
| つむじ風
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